Norataro Tabinosora blog

旅行の話をメインに英語の勉強や映画の話などについてお話したいです

円からユーロへ両替して、そしてまた円へ戻すといくらになるか?

両替時の目減りは案外あなどれない ユーロと円

旅行の持ち物のところでもちょっとユーロの話をしましたが、ここでは両替場所と方法について簡単に話します。両替時のレートと交換にかかる手数料で、両替だけでお金が減ってしまうことも知っておきましょう。

パリ旅行-服装以外の持ち物-お金と手帳と雑貨、その他宿泊準備

 

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外貨交換の仕組み

日本円はほぼ日本国内でしか使えませんので、外国に行くときには日本円を外貨(外国のお金)に交換してもらってから出かけます。外貨の交換ができるのは、銀行や質屋など、特別な許可のあるお店だけです。

個人に交換してもらうことはできません。

日本円を外貨にするには、その日のレートというので計算をします。レートは日本円を外貨にする場合とその逆の場合で別の数字で計算します。また、両替には手数料が必要です。ですから円から外貨に換えてまた円に戻すだけでも、少なくとも手数料分は減ることになります。

外貨交換ができる場所と選べる方法

外貨交換のできる場所はいくつもありますので、どれが便利か事前に調べておきましょう。また同じ店舗でも申し込み方法や受け取り方法も選べますので、自宅の場所や移動の経路、出発までの日数なども考えておきます。

外貨交換ができるのは主に銀行、郵便局、空港などの窓口ですが、インターネットで申し込んで事前に郵送してもらうこともできます。またATMで外貨引き出しもできますし、現地ATMで現地通貨を引き出したり、クレジットカードでキャッシングもできます。

以前は旅行小切手(トラベラーズチェック)を選ぶ人が多かったのですが、最近は使わなくなったようです。

 

銀行でも郵便局でも窓口で説明してくれるので、普段口座を使っている銀行や郵貯窓口、カードの支店などで聞いてみるのが安心です。

 

外貨両替ができる銀行

2018年10月現在

 

三井住友銀行

www.smbctb.co.jp

 

 

三菱UFJ銀行

www.bk.mufg.jp

 

www.tokyo-card.co.jp

 

 

みずほ銀行

www.mizuhobank.co.jp

 

埼玉りそな銀行

www.saitamaresona.co.jp

 

 ゆうちょ銀行

ゆうちょ銀行

外貨両替-ゆうちょ銀行

 

銀行・ゆうちょ銀行以外

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エクスチェンジャーズ オンライン両替

トラベレックス

www.daikokuya78.com

 

gpa-exchange-onlinestore.jp

手数料に関して

外貨は交換レートというので計算をしますが、その他に交換のための手数料がかかります。レートはあまり違いませんが手数料は結構違います。いくらまでの両替でいくらとその店ごとに決まっていますので、良く見比べましょう。店によって表記の仕方が違うことがありますので、実際にいくらになるか計算してみる必要があります。

現地での外貨交換は初心者には不向き

パリはユーロというお金が使えますから、パリに行くときにはユーロに交換してから出かけます。外国でもユーロに交換できますが、初心者には不向きですので、日本で交換してから出かけましょう。

簡単にできる、手数料もそれほどかからない方法もあるようですが、「見知らぬ土地で現地の通貨を持っていない」という不安感にはそれこそ「半端ない」ものがあります。円では間違いなく自動販売機は使えませんし、スーパーや空港内の売店でさえ何も買えません。

たとえ、何でもカード払いにする予定でも、現地通貨は現地で調達する予定でも、多少は手元に現地の現金を持っていたいものです。

私がアメリカに行ったときドルを持っていなかったことがあって、サンフランシスコの空港についたときに郵便局のカードが使えるATMでドルを引き出すことにしたのですが、あることがわかっているATMでさえ、そこにたどり着くまでの間に心配で貧血を起こしそうな思いをしました。実際にお金が出てくるまで不安で不安で吐きそうだったので、慣れないうちは無理だと思いました。そして、今でもやっぱり無理です。

心配性の人は旅行の予定が立ったらレートを見ながら早めに交換しておくことをおすすめします。

 

外貨交換でかかる手数料とレートについて

ではここで実際に5万円をユーロに交換するときの計算をみてみましょう。まず銀行などのサイトでユーロのレートを見ます。

 

ユーロはEURと表示されていますので、そこを見て「販売レート」または「Sell」または「TTB」という欄を探します。これは円からユーロへ交換するときのレートで、手数料も一緒に引かれるレートが表示されていることが多いです。このレートが仮に135.36となっていたとします。そうすると1ユーロと交換するためには135.36円が必要だという意味です。50,000円をユーロに換えると約369.38ユーロになります。50,000円を両替すると369.38ユーロ手元に来ます。

 

そしてこの369.38ユーロをまた日本円にするときは「買取レート」「Buy」「TTS」というところを見ます。例として1ユーロが127.36円となっていたとします。このレートでさっきの369.38ユーロを円にすると47,044円になります。最初は50,000円でしたので、ユーロにして円に戻すと3,000円近く減りました。これが両替手数料の分です。

 

両替の手数料は両替のレートの中に含まれていることが多いのですが、別に表記しているところもあり、レートだけで計算するとそこに手数料を乗せられて計算が狂うこともありますので、含むか含まないか、表示を良く確認しましょう。

空港で両替か自宅受け取りか

両替は銀行などの窓口で直接現金から交換する方法の他に、事前に郵送してもらう方法、申し込んでおいて当日空港で受け取る方法、ATMで外国通貨を引き出す方法などがあります。

また現地の空港や都市のATMや窓口で現地通貨を引き出したり、銀行口座やクレジットカードでキャッシングする方法もあります。

FX口座を作る方法もあるそうなので、そういうのに詳しい方はそちらも選択肢に入れてください。

空港での両替レートは良くなっているそうですし、事前に郵送してもらう方法ではレートが良い時に両替しておくことができます。それぞれ一長一短ありますので、自分にあった方法を選んでみてくださいね。